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交通危険個所の総点検を=TX沿線の重点施策(1)

つくばエクスプレス沿線の地域では、人口増に伴う通行量の増加や道路の新設、複数の工業団地が立地していることなどにより、以前とは交通事情が変化しています。円谷のりひとは、危険個所を洗い出し、優先順位を持って対策を講じていくべきだと考え、各種の安全対策に努めています。これまで信号機やガードレール、車道と歩道の境界を見やすくする反射板の設置など、大小さまざまな対策を実施できました。今後も地域の皆様のご協力のもと、交通安全の強化に取り組んでまいります。以下は交通危険個所総点検に関する質疑の要旨。

――つくばエクスプレス沿線の地域では、人口の増加に伴う通行量の変化、道路の新設やもともと工業団地が複数立地していることなどが絡み、交通事情そのものが大きく変わっている。交通危険箇所の洗い出しを行い、優先順位を持って対策を講じていくべきと考えるが、見解は。

土木部長「指摘のとおり、柏市北部地域においてはつくばエクスプレス沿線における土地区画整理事業等により、徐々に道路の整備やまちづくりが行われ、日々交通事情が変わってきている。今後も土地区画整理事業を完了し、まちが熟成に至るまではまだ年月を要することから、危険箇所は移り変わることが予想される。このようなことから、職員によるふだんからの道路パトロールや地元・学校等の声に耳を傾け、危険箇所を認識していき、地元と一体となって問題解決に取り組んでいきたい。その上で、優先順位が高い事案から順次予算を確保し、道路の安全対策に努めていく」

――答弁のとおり、今後も危険箇所がどんどん移り変わっていくかと思う。そんな中で、地元の声をしっかり聞きながらとのことだが、交通安全対策は市民にとって分かりやすい行政施策だ。(交通対策を行うことで)市民との信頼関係が非常につくりやすいと私は考えている。横断歩道をつくったとか、カーブミラー1つつけたとか、県との話ならば信号ができたとかということを「柏市がやってくれたんだ」と、市民の方が直接的に感じることができると思う。新しいまちでもあり、(交通安全対策をすすめることで)ぜひ市民と行政の信頼関係をつくるという観点からも進めていただきたいと思う。

土木部長「土木部門としましては、やはり安全は第一なので、地域に住んでいる方、地域の状況等をしっかり見極めながら対応していきたい」

2021年12月6日 同年第4回定例会質疑並びに一般質問より


2019年6月議会で柏たなか駅前スーパー(カスミ)横の交差点へのについて質問。事故の発生などもあり、現在は信号機が設置された

柏の葉4丁目、5丁目交差点(東京大学、十余二小学校前)にガードレールを設置。小学校の通学のみならず、大学や公園利用者が信号待ちする際の安全対策に一役買っている

十余二のボウリング場等の複合施設(アピエ専門店街)付近の歩道。何度か車の乗り上げ事故が発生したことから、地域の方の要望があり境界を分かりやすくする反射板が設置された

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柏たなか駅カスミ前交差点の安全対策を

ホームタウン規制緩和 柏市とレイソルへの影響は

Jリーグは21年10月、ホームタウン外でのサッカークリニックやイベントの開催、ショップなどの事業展開を可能とする規制緩和を発表しました。「クラブはホームタウンにおいて、地域社会と一体となったクラブ作り(社会貢献活動を含む)を行い、サッカーをはじめとするスポーツの普及および振興に努めなければならない」というJリーグ発足以来の理念に踏み込んだ規制緩和は、各所で様々な議論を生みました。そこで、柏レイソルのホームタウンである柏市にとってどのような影響があるのか、そして今後のクラブとの連携についてどのように考えているのか質疑いたしました。以下はその要旨。

――2021年10月、Jリーグがホームタウン制度の規制緩和を発表した。地域密着の理念は堅持するとのことではあるが、Jリーグ発足以来掲げられてきた最も大きな御旗に対するこの規制緩和を、われわれサポーターは衝撃を持って受け止めている。特にクラブが広域的な活動にシフトしていくことでのクラブとホームタウンの関係の希薄化が懸念されている。柏市とレイソルへの影響は考えられるのか。

地域づくり推進部長「柏市において、柏レイソルは平成7年のJリーグ昇格当初からホームタウンチームとして活動しており、プロサッカークラブの枠を超えて地域活動や経済活動をはじめとした様々な分野で市民同士のつながりをつくるきっかけとなり、地域社会の中心的な役割を果たしている。こうした中、議員の指摘のように広域的な活動が可能になることによって、クラブとホームタウンの関係が希薄になるのではという懸念の声があることも理解しており、市としても今後の動向を注視していきたいと考えている。
一方で、チームの広域的な活動を一つのきっかけとして、近隣自治体との様々な連携の可能性も期待できることから、新たに本市の活力や魅力をアピールしていく機会であるともとらえている。今後については、柏レイソルはもちろんのこと、Jリーグや全国のホームタウンとなっている自治体とも情報共有を図りながら、これまで築いてきた関係性をより一層深め、さらなる地域の発展に向けた連携を進めてまいる」

――1問目では、私もかなりネガティブな解釈で話をしたが、答弁にあったようなポジティブな面もあって、クラブの営業やプロモーションの幅が広がれば、当然レイソルの活動の幅も広がり、柏市のPRにもなっていくし、もしかしたらそれがプロスポーツチームの正しい姿なのかもしれないとも思う。ただ、地域密着を旗印にやってきたJリーグが規制緩和するということで、不安感を持つ方がいらっしゃる。例えばこの一連の報道の中では、「あくまでも検討のための検討」という(Jリーグの)説明ではあったが、クラブ名のネーミングライツという話も出ている。(クラブ名に)企業名をつけてもいいよということになると、最悪の場合は都市の名前がなくなるということもある。それがもし柏だったとしたら、すごく嫌だなと思う。そういったことも考慮しながら、ぜひクラブとの信頼関係を深めていっていただきたい。
 21年シーズン(J1リーグ15位)は苦しい中でも、一生懸命応援する市民がたくさんいた。やっぱり柏レイソルというのは、柏市民にとって大きな存在なんだなというのを再認識した。様々な形で連携を深めていってほしい、信頼関係を深めていってほしい。


地域づくり推進部長「地域密着という基本的な理念としては残ると思ってはいる。何でもコロナのせいにしてはいけないが、コロナ禍において、やや低迷しているチームと行政の関係もコロナ明けに向けて、新たにいろんなアイデアを出しながら進めていきたい。株式会社日立柏レイソルと柏市の関係というのは非常に大事にしていきたいという気持ちも、担当部署で確認できました。そうしたこと(ホームタウンの規制緩和による影響)も踏まえながらしっかりと連携強化をしてまいりたいと考えている」

2021年12月6日 同年第4回定例会質疑並びに一般質問より

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フルマラソン化に向けた検討状況は?=手賀沼エコマラソン

――手賀沼エコマラソンのフルマラソン化については、2017年12月議会でも質問しており、その際は「フルマラソン化のメリットは承知している。今後フルマラソン化の検討を含め共同開催である我孫子市、また実行委員会とも協議していく」との旨の答弁だった。その後の検討状況は。

地域づくり推進部長「現在ハーフマラソンとして開催している手賀沼エコマラソンのフルマラソン化については、コロナ禍の中、昨年、今年と2年連続で大会そのものが中止となっている影響などもあり、現状大きな進展はない。フルマラソン化のメリットとしては、さらなる経済効果や地域の活性化につながることが期待されるという認識に変わりはないが、一方で新たなコース設定や整備、それに伴う交通規制や時間の拡大、大会役員やボランティアの人数の人員の確保など実施に向けて大きな課題がある。今後は、コロナ禍の中、まずは現行の大会を安全、安心に開催できるようしっかりとした運営体制を整えていくことに注力したい。あわせて、フルマラソン化の実現性については、共同開催である我孫子市や実行委員会と必要に応じた検討を進めていく」

2021年12月6日 同年第4回定例会質疑並びに一般質問より

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目指せ!フルマラソン化=手賀沼エコマラソン

ムクドリ被害の軽減策を 柏の葉キャンパス駅=TX沿線重点施策(2)

――柏の葉キャンパス駅前ではムクドリの騒音、ふん害被害が深刻だ。一般の方がムクドリを追い払おうと爆竹を鳴らして、結果的に迷惑行為になってしまったという事例も聞いている。他市では天敵である鷹を使って追い払う方法などを実施しているところもあるが、柏市の対策は。

都市部長「ムクドリは、かつて農作物につく害鳥を捕食することから、益鳥とされ、里山の樹林地や屋敷林等に生息をしていた。しかし、近年はビルなどに囲まれ、暖かく、明るく、外敵が少ないなどの条件が整ったところに集まるようになっている。
柏の葉キャンパス駅前においても、初夏から秋口の夕方に群れをなして飛来し、その鳴き声やふん害への対策要望をいただいている。これまで効果があるとされている鷹による威嚇やムクドリの嫌がる音や光による追い払い対策を公民学が連携し、実施をしてきたが、その効果には一時的なものにとどまっている。このことから、昨年より飛来が始まる時期に合わせて街路樹を剪定し、ムクドリが止まれる枝を減らし、その上で専門機器を用いた音や光での威嚇を併せて実施している。特に剪定については歩行者のふん害を軽減させる目的から歩道上の街路樹を中心に実施し、ムクドリが駅前ロータリー中央の街路樹に集まるよう対策を行っている。
しかしながら、剪定や追い払いだけではムクドリの飛来を完全に防ぐことはできず、これらの対策を複数組み合わせ根気強く続けることが被害軽減には有効と考えている。今後も他市とも情報交換を行いながらより効果的な対策を検討し、実施していく」

2021年12月6日 同年第4回定例会質疑並びに一般質問より
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